茅葺き屋根に住む人2

岡山の茅葺き民家を訪れた。子供の乗り物があったので聞いたら10人の四世代家族であった。今頃大変珍しい。食事は全員が揃って食べていると言う。
何世代同居の難しさは1.自宅から通える仕事があること。2.年齢の違う世代との家族観の違い。 働く場所といえば私の働いていたコンビナートの下請け会社にも新見市から80km毎日通勤している人が何人かいた。長男として家を継いだ者の宿命であろう。この家庭も職場は40km離れていると言う。 私は話をしているうちに四世代が同居するため知恵は何であろうか、苦労しているところはどこであろうかとその一端を掴もうとしていた。 昨今の事件を見ていると幸せそうに見える家庭や夫婦であっても殺人、傷害事件、虐待が行われる。 通常ならばそのような事は起きないのだが、どんな家庭にもひとつ間違えばそんな事件に発展しかねない要因をはらんでいる。それを引き起こす要因はリストラ、就職浪人、心身ストレス、借金、金銭トラブル、いじめ、不登校、男女の愛憎、遺産相続、近隣トラブル、病気、老人介護などとどこの家庭でも起こりうる問題である。

人間はみかけだけで仲の良い夫婦だ仲のよい家庭だと判断するのは軽々である。学歴や職歴、家柄、子供の学校で判断しがちである。 このお婆さんと話していて感じたことは幸せな家庭を維持するには「問題が発生したときに家族全員が話し合い問題に立ち向かう家族の絆の強さ」「家族が楽しく仲良く暮らすための日々の努力」でないかと思った。 それをお婆さんが中心になってやっていたのが伺えた。


広島県で出会った茅葺き民家に住む老人
この家は満州から引き上げて来てから建てたもの。戦後資材がなく配給制で資材確保に苦労した事、第二次世界大戦でソ連が参戦した事により満州からの逃避行を話してくれた。余り長居も出来ず20分間のドラマを見ているようだった。逃避行の場面は常盤貴子主演の赤い月のラストシーンを思い浮かべながら聞いた。
ここでC級短歌
「満州の逃避行聞く20分、人の人生映画観るよう」

フィルムスキャナー買いました。ブロニーサイズが使えるものでデジカメ一眼レフのフルサイズが買える値段ですが使ってみましたががっかり 解像度、ピントが甘い、白黒写真は自分で現像するのが一番です。 読み込みに時間がやたらと掛かりフィルムのデジタル化するのに何年掛かるでしょうか デジカメは本当に使い易い。

ホームページを作っています。しかし、フィルムの電子化が終わらないことには進みません。センスがなくて公開するかどうかわかりません。とりあえずCDに入れて子供や親戚に配ろうと考えています。


夢想庵さんに教えてもらった民家を訪ねて関東に行ってきました。
神奈川、千葉、茨城、栃木と回ってきました。
今回は観光主体で横浜ベイブリッジ、アクアライン、海ほたる、房総半島、野島崎、房総の花畑、水戸の偕楽園、家内は観光地がくると生き生きしていました。日本の岬は35回れば日本地図になるそうですが今のところ20箇所でしょうか、どうしても回ろうと言う気はありません。今回で日本の三大公園ゲットです。偕楽園は梅があるだけだろうと余り期待していなかったのでず周囲の景観が素晴らしい。大きな湖があり神社なども周囲にあり散歩好きにはたまりませんね。偕楽園は入園料をとらないのですね。駐車料金は20分100円でした。岡山の後楽園は入園料は350円ですが駐車料金はとりません。金沢の兼六園は入園料500円、駐車料金500円くらいだったでしょうか。いずれも街の中心地でいい公園を残してくれています。休日だったので水戸黄門一行で出迎えてくれて写真を撮りました。 しかし、撮影の方はポカばかりで夜充電を忘れていて9パーセントしか電池が残っていないのが撮影開始して気づいた。トイレの電源で30分充電しました。

過去に何回も失敗しているのに教訓が生かされていない。それと雨で湿気たデジカメを車の置いてあったら夜の冷え込みで放電していた。壊したかと思ったが何とか回復、その点、電子カメラでもフィルムカメラは強い。私は荷物が持てないのでこんな横着をしますがカメラはホテルの部屋に持っていく事をお奨めします。

今後、撮影にいけるか今回の旅行で厳しくなつてきました。ビジネスホテルのバスに入るのにかなり苦労しました。自宅は立ち上がるのに手摺りや取っ手を付けているし、アルミの椅子もあるので入れるのですがホテルは掴まるところがないので苦労しました。今年の五月連休は大渋滞が予想されるのでどこにも行きません。時間は幾らでもあるので自分一人でこっそりとイワキに立ち寄ろうと思いましたが命を掛けての旅になりそうです。 写真は夢想庵さんに教えて頂いた家とご主人、 話題が大変豊富、何でもやる好奇心、チャレンジ精神旺盛、一時間、話と庭、畑を案内してくれましたが小便がしたくて上の空でした。敷地は800坪、果樹園、畑は鉄道を挟んで6000坪といいました。果樹園は売るのですがと聞いたら趣味で植えているそうです。都市銀行の銀行員だったそうで定年後後、趣味で農業、果樹をやっていたようです。


宮城県の茅葺き民家に立ち寄った。奥まったところにあり家内がちらっと見えたというので引返し訪れた。突然に見知らぬ人間の訪問に対して車を二台片付けてくれ撮影できるようにしたくれた。
話込んでいるうちにまた物売りがきたかどう断ろうかと思ったと話した。
茅葺き民家に興味があると私の趣味の名刺を渡したらお茶を出してくれ屋敷や部屋を案内してくれた。 お茶を一杯飲みもう帰ろうとしたら「一杯茶はいけないのでもう一杯」と出された。 あれは東北地方特有の温かいもてなしなんでしょうか

客を一杯の茶だけで帰らせるのは申し訳ないと言う意味なんでしょうか、それとも迷信や習わしなんでしょうか こんな撮影をやっていますとお世話になりっぱなし借りばかり作ってしまい申し訳なくおもっています。


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