近畿・中国
この家は建築当時の状態を色濃く残した状態で建っていました。
状態はあまり良くないのですが、手を加えていなかったので製作することにしました。
京都・鳥取・山口県にも同じような屋根の形の家が多かった。
棟の赤瓦がとても美しく屋根の状態も非常に手入れされていて良い状態でした。
棟の瓦は広島の他、島根県でも同じような棟瓦の家が多かった。
有名な京都府・美山町北の茅葺集落の中の1つです。
あまりにも有名な場所で今更説明の必要もないと思いますが、
21世紀になってもあれだけの茅葺の家を見れるのは日本でも唯一ここだけと言っても過言ではないと思います。
この家は岡山文建ネットワーク代表高原一朗さんからの資料に基づいて製作した。
屋根の下の部分に七宝模様のなまこ壁があり、見ごたえのある家でした。
7月に奥津町にお邪魔して実物を確認する事が出来た。実際、自分の目で確認をして改めてこの家の良さを思い知った。