北海道・東北 

サイロと物置
2001年・春に仕事で札幌へ向い石狩地方を通った時に偶然に見つけた。 北海道でサイロは何度も見かけたが屋根がトタン葺きではなく茅葺な物は多分、私の知る限りではこのサイロだけではないかと思う。 あえて地名は石狩市とだけしておきます。北海道は、ほぼ全周訪れたが道南地区に多くの茅葺屋根が残っていた。 札幌を基準に北へ向うほど数は少ない。さすがにこのサイロを見つけた時には嬉しかった。
青森県・弘前市
この家は、明治に建てられた林檎農家全盛期の民家です。残念ながら2003年春、火災の為に焼失してしまいました。 玄関とは別に冠婚葬祭用の出入り口があり、見事な出し桁の家でした。弘前地区には全域に渡り多くの茅葺民家が実在しています。 南部と津軽では建築様式は、若干違いますが、凛々しい家が多いです。
岩手県・川井村
岩手県・川井村は、岩泉の少し南側に位置します。川沿いに建っていた典型的な南部曲がり屋です。 私が行った時には、状態はあまり良くなかったですが、建築当時の状態を色濃く残し製作してみたいと感じました。
山形県・上山市
この家は、現在老夫婦が住んで居られるので実名は避けます。 2003年、仕事でこの家の前を通り過ぎ茅葺民家があった事の気づき、戻って写真を撮っていたところその家のお婆さんと会う事が できお茶をご馳走になり、大変良くして頂きました。 山形県を代表する民家は田麦俣の多層民家ですが、山形県はこの家に住む老夫婦の人柄に惚れ込み製作しました。 当時の豪農の名残が色濃く残る家です。特に廊下の戸袋が見事でした。
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