四国・九州・他

熊本県・南小国町
この地区は日田杉の産地です。この家も杉皮と茅との混合葺きだった。 若い骨董屋さんが住む家で、馬屋を利用して骨董品を販売していた。 満願寺温泉に向かう途中で出会った家でした。
大分県・九重町
大分県は、日田市から大山町・玖珠町・天瀬町を経由し九重町へ田んぼの中にこの模型の家が見えてきた。 主屋に納屋があり、式台のついた生活感のある家だった。
長崎県・中里町
長崎県も広島県同様に悲しい歴史を持つ県ですが、異国文化の匂いがする県でした。 本多家は文化財ですが、そこにたどり着くまでは、些か難儀した。その管理の悪さには驚いた。 もう少し文化財も大切にして欲しいと心から願うばかりです。
鹿児島県・肝属郡
二階堂家は政治家だった二階堂進氏の生家です。
2006年の7月に訪問したが、雨あがりのむし暑かった事と、職員の方達の親切に感謝する。 鹿児島県は高倉を製作したが、人のすまない倉では私のテーマから外れてしまうので、この民家を製作した。
宮崎県・高千穂町
昭和30年代から40年代には、宮崎県にも多くの茅葺の民家達が実在した。 しかし現在では、宮崎県での茅葺民家を保存民家以外に発見するのは非常に難しいと思う。 この民家は高千穂駅の近くの保存民家の模型です。千木の使い方が素朴で何とも言えない温かみがある。
香川県・高松市
江戸時代、砂糖は讃岐の特産品であり、この建物は香川県内に2棟だけ残っていた、世界的にも大変珍しいものである。 円錐形の屋根裏の垂木の組み合わせ、出入り口と2つの髙窓、壁は大壁、1mおきに立てられた柱が特徴である。 中央に3個並べた車石という石臼の腕木を牛が1日中廻して、砂糖黍をしぼった。
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