茅葺模型内部公開!

この模型は香川県の四国村の中にある徳島県の民家です。
会社の同僚が資料と写真を送ってくれたので製作する事にしました。屋根は、ススキ(茅)の穂先を使い仕上げました。屋根を刈り込んだ後に柿渋を2回塗り、時代付けをしました。
屋根材は皆さん色々な材料をお使いですが、私個人的にはススキの穂先以上の材料はないと思います。しかし、この材料を集めるには毎年1月~2月の寒い時期に刈り取りをしなくてはなりません。完成度を高くするにはそれなりの苦労もあります。また着色は、柿渋と墨汁を調合して色づけします。
出来るだけ自然色にこだわって着色しました。科学染料はライトを当てると光が出てしまい、違和感を覚えます。試行錯誤しながら民家造りも25年が過ぎました。
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