大内宿 米屋

大内宿でそば処とお土産屋さんを営む、「こめや」直屋が多い大内でも棟が曲がるが曲がり家では無い。
曲がった部分が兜屋根で遮光のために変化した屋根だろうか。
この家を作るにあたり、3度大内に訪問、外観の写真を撮っていると、親切に女将さんか?家族の方だろう、家の中も写真を撮っても良いですよと親切に声を掛けて貰い、こめやの内部撮影が出来た。しかし、いくら許可を貰っても図々しく2階部分や隅々まで写真に撮れなかったので、一ヶ月後位の大内宿、雪まつり前日に、孫と女房を連れ、再訪し食事して今度は心おきなく内部撮影する事が出来た。
食事が終わり外に出ると、偶然に米屋のご主人が孫に声を掛けてくれ、自宅前の空きスペースに作った、かまくらに案内してくれた。運良く話が出来て、1982年に初めて大内宿に訪問した時から幾度となく大内に来たが、時代と共に宿場の風景も変わったですね。と話したら、大内に観光客が来てくれる事で、雇用の場が生まれた事は地域の活性化になったと、見ず知らずの私に、これからも大内宿を見守って下さいと私に頭を下げた米屋のご主人が印象的だった。
この模型は、屋根の棟仕舞は1980年の頃を再現し、屋根下は現在の米屋を再現した。

inserted by FC2 system