茅葺散策旅行番外編

2007年01月21日~23日
茅葺き民家散策の旅(番外編)

東北を庭として、散策してきた私には、関東以西は民家の情報や撮影出来た民家の数も東北関東に比べて極端に少ない。何故か愛知県と四国は特に愛称が悪く?未だ模型に製作が出来ないでいる県が、愛知、高知県なのです。何軒かの民家達とは出逢っているが、模型に造ろうと言う気持ちになる民家との出逢いが無かったのです。

2006年の11月末か12月の初めだったろうか?事の発端はHPでリンクいただいている「えんばぁ夢想庵」さんとのやり取りの中で、決まったことなのです。2007年1月21日宝塚市のホテルにて、還暦のお祝いと記念に石絵「みせびらかし」100個展成る物を開催すると言うお話を聞いていました。そもそも、話の始まりは、秋山小兵衛屋敷模型は私の福島県いわき市での、茅葺模型展の時のえんばぁ様とのコラボでの展示の時のお話しだったのですが・・・どうせなら、今回の石絵100個展まで間に合うように作ろう!それならクリスマスまで間に合う様に秋山邸を作りましょう!と言う事になり、自身初めての空想に近い家の模型を突貫工事にて、作る事になったのです〔笑〕「えんばぁ」様とは偶然の夢想庵と言うニックネームが同じで、HPの中身も内容も全く違うHPだったのですが、無〔夢〕から生み出す〔想〕石絵は私の民家模型造りと、どこか共通点がある様に思う。えんばぁ様は人間性も素晴らしい方で、私の想い抱いていた関西人のイメージがメールや掲示板でのやり取りや、お付き合いの中で、一気に払拭されてしまった。夢想庵さんの関西人のイメージ?どんなイメージ?ここでは書けません〔笑〕お付き合いいただいての感想は、繊細な気配りの出来る素敵な姉御肌の叔母様でした。また、えんばぁ様を取り巻く方達の人柄がまた素晴らしい!類は類を呼ぶものなのだと関心感激した次第です。話が横道にそれましたが、それなら私もその石絵100個展とやらを拝見しようと思い、計画をたてたのです。福島県いわきから兵庫県宝塚市、遠いと言えば遠いが、去年の7月の九州の散策に比べれば、どうと言う事は無い!お父さん九州より近いよ?と山の神からの天の声!かくして2007年1月21日午前2時の出発と成りました。

2007年1月21日午前2時 いわき市を出発。常磐道、首都高、東名、名神と高速道は順調だ!2005年の岡山県の散策時は東名高速、御殿場付近で2時間の事故通行止めをくらったが今回は、事故も無く愛知県に突入!えんばぁ様との約束は宝塚ホテル午後3時。静岡県と愛知県との県境の村、豊根村、熊谷家に立ち寄る事にする。熊谷家は重文に指定されては居るが、奥様がその屋根の下に暮らし生活感のあり、生活の匂いがする民家です。しかし私が模型を造るには、間口が13間以上もあり、大きすぎる!大庄屋の面影を今に残す民家でした。午前9時熊谷家を後にして、愛知県新城市の望月家に向かう。教育委員会には、
望月家9時~10時の到着で連絡を取り、望月様にもアポを取ってある。10時少し前に望月家到着!インターホン越しに奥様が応対してくれて、お待ちしてましたとの挨拶をうけた。民家をご主人が丁寧に案内して下さった。お土産の薄皮饅頭を見て、奥様がこれ美味しいんですよね~!さすが~?福島を代表する銘菓だ!自宅へ招かれ、お茶をご馳走になり、釜屋建ての民家のお話や保存修理の話などお聞きすることが出来た。解体保存報告書をいただきありがたい限りです。愛知県の茅葺民家模型は望月家に決定!残るは高知県を残すのみ。望月家を11時に出発!一路、宝塚ホテルに向かう約300kmの道のりだ。
名神もすこぶる快調で、渋滞は無い。少し予定より早めの到着になりそうだ。会場ではHPでリンクいただいている、アトムさんとお逢い出来る事になっている。アトムさんは午後2時頃には会場入りしているとのメールが来ていたが?2時半には宝塚ホテルに到着。えんばぁ様の携帯に電話を入れると、息子さんが丁寧に迎えてくれ、少し遅れてえんばぁ様との初対面となった。印象は何処がばぁ様?とてもエネルギッシュな叔母様でした。会場に案内されると、凄い来場者の数です。朝から途切れる事無く来場者が来てくださっているとの事で、大盛況でした。そして、なな!何と!小兵衛屋敷の前に匠の袢纏を着た夢想庵の似顔絵の石絵があるのです!夢想庵ママとえんばぁ様の秘密とは、この事だったんだ!と納得した次第です。しかし、古民家スタイルに掲載された、小さな写真から、良くも似た石絵が描ける物だな~!と関心するやら感激するやら。アトムさんともお逢いでき、茅葺の民家の事や写真の事HP運営の事などお話が出来たし、文明の力でありますパソコンを通じて知り合った方達と、有意義なお話が出来ました事を感謝します。アトムさんから頂いた三田市特産の山の芋!美味しくいただきました。アトムさんが帰宅して少し過ぎた頃、私達もホテルの部屋に向かう。えんばぁ様が予約してくれた宝塚ホテルのスイートルームなるお部屋です。何時も仕事で安ホテルに宿泊している私は変に落ち着かない〔笑〕しかし女房殿は上機嫌なのです。

夕刻部屋でくつろいで居ると、えんばぁ様が迎えに来てくれて、ホテル近くの居酒屋さんで打ち上げの懇親会がスタートしたのです。私に突然、乾杯の音頭が回ってきて、宴の始まりです。真央の母御前様の司会進行でえんばぁ様の挨拶。私の左隣にお座りの方があじさいの局御様?だったのでしょうか?会場にあった、狐の顔のお人形さんの作者さん?お人形さんの写真を撮ったら失礼か?と思いシャッターが切れませんでした〔残念〕素敵な作品でしたよ!正子姫様とは私が自宅を新築した時のエピソードを話して驚かれたり、呆れ果てられたり?真央の母御前様の普段のガハハ!書き込みを読み、イメージしていたマオママとの違いに我が目を疑い、お肉が好物と聞き、あの細身の体と肉好き?私の物差し〔メジャー〕では、測定不能なスレンダーで若々しく可愛い方でした。イケズの局様うわばみの局様姉妹に圧倒され、歩こう会の皆様に関西の叔母様方のパワーを感じました。楽しく心地よい打ち上げ宴会に仲間入りする事が出来て良い思い出になりました。マオママに焼酎のお湯割りをドンドン運ばれ調子に乗って飲みすぎて、その夜は、朝まで漠睡でした〔笑〕そして、えんばぁ様が私の似顔絵の書き込まれた石絵を私にプレゼントしれくれました。これから、この石絵は、私の展示会のマスコットとして、同行し活躍してくれる事でしょう。 22日朝8時半少し前、えんばぁ様、ご子息様、真央の母御前様と私達夫婦とで、ホテルでお茶を飲み、お別れの挨拶をして、横浜までの帰路につきました。えんばぁ様ファミリーのお心使いに心より感謝いたします。 2008年 4月19日〔予定〕からの〔仮称〕茅葺民家模型パートⅢ〔全国展〕でまたお逢い出来れば嬉しく思います。アトムさんも健康に留意され、機会があれば是非、いわきにもお出掛け下さい。皆様方のご来県を心よりお待ちしております。

1月22日宝塚を9時に出発!横浜みなとみらい、インターコンチネンタルホテルに向かう。日曜日に比べ交通量は多いが名神、東名高速も渋滞は無い。午後3時少し前に、みなとみらい到着。横浜に泊まるのは、会社の同僚の長嶋君家族が住み、夕食は家族と中華街で食事をする約束をしているからなのです。午後4時、可愛い3人の子供さんと一緒にホテルに迎えに来てくれた。久し振りに子供達との再会だったが、「9ヶ月振り?」子供から少女への脱皮?が進んでいて、これから色々な意味で、心配が絶えないな~!そんな心配を縁も所縁もない親父が勝手にしているのです。ホテルから徒歩で横浜ランドマークタワーの展望台に向かう。

横浜ランドマークタワー(よこはまランドマークタワー)は、横浜みなとみらい21の中核を構成する、三菱地所保有のオフィスビル。高さ295.8 m の日本一高いビルであり、アメリカの不動産会社Emporisのランキングでは世界第39位。1990年3月20日着工、1993年7月16日開業。所在地は神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号、 当初の計画では、高さ300mの超高層ビルになる筈だったが、建設地が東京国際空港のSTAR(標準到着経路)と重なった為高度制限が発生し、現在の295.8 m になった。 展望台までエレベターで60秒かからないで行ってしまう。耳が気圧の変化に悲鳴をあげる!その眺望は絶景でした。それからホテル近くの水上バス乗り場に向かい、海上から、みなとみらいのライトアップ、赤レンガ倉庫を経由、山下公園で下車、中華街へ。ディナーの予約時間まで、中華街を散策して中華のコース料理を堪能した。長嶋君と焼酎900m??2本?殆ど彼が飲みました?〔笑]華棲楼のシューマイをお土産に買い求めホテルに戻る。横浜シューマイ=崎陽軒?個人的には華棲楼のシューマイの方がはるかに美味しい!しかし美味しい物は、価格が高い〔笑〕華棲楼と言えば肉まんが有名だが、個人的にはやはりシューマイに軍配をあげる。中華と焼酎を鱈腹飲み食い、またまた漠睡! 翌朝23日 午前5時半にホテルを出発!9時前には自宅に到着。長嶋君〔浜のチョーさん〕が話してました。そんなに朝早く出発しないで、明日も観光を楽しんで帰れば良いのに~!気持ちは、のんびりしたいのですが、体が動いてしまう。困ったちゃんです。またご家族でいわきへ遊びにお出掛けください。お待ちしております。 そんな訳で、2泊3日の兵庫、愛知、神奈川県の茅葺散策?番外編でした。

追伸
茅葺模型の47都道府県目の作品は四国、高知県となりました。知人、小野清春さんによれば、梼原町の茅葺の民家もかなりトタン屋根に変わってしまったと話してましたが、どなたか高知県の茅葺民家の情報が御座いましたら情報を頂ければ幸いです。情報を頂いてから三ヶ月以内には現地へ向かいます。
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