夢は話すことで現実に

古民家の模型を作りはじめて、35年を過ぎた。
60歳を過ぎ、老眼も進み、細かな作業はイラつく事も多い今日この頃。
しかし、去年の夏からは、趣味でやって来たこと、神棚造りや古民家模型作りが本業?に成りつつある。
ある意味、絵を描いて観る人に感動を与えられる様な作品を描ける人は凄いと思う。
私も、古民家の模型を永く作ってきたが、模型に動きが有れば、観る人にもっと感激や感動を与えられないか・・・・そして水車を作った。
運良く、100Vで一分間に6回転のモーターで制作した。
茅葺き屋根の下で、コトン、コトンと動く杵、観る人は、ワァ~水車が動いて居ると感動した。
何時ごろからだろう、模型に人感センサーを取り付けて、虫の音が流れるように作りたい。
そんな事を考え、友人の弱電関係の社長に相談して一度は挑戦したが、電源が9Vの電池で、イマイチだった経験があり諦めていたのだが、去年の秋に、やはりHPの模型が縁で知り合った、一関市に住む星さから、これもまたHPで知り合った、浜の三平さんの所在についてメールがあり、やり取りして居るうちに、星さんは、電気のスペシャリストだった事を思い出し、古民家に人感センサーを取り付け、童謡や虫の音が流れるようにしたい。

星さんなら出来るような気がしたのでメールで相談した。

この星さんは、大手電機メーカーを退職後、大東おもちゃ病院「ボランティア」や建築模型工房をしている方なのです。

急がないから、私の夢に協力して貰えないか、相談してみた。

出来るか、出来ないかは、分からないが前向きに検討してみる。との返事だったが、程無くキットが見つかった。何とかなりそうだと連絡が有った。

是非、試作品をお願いしますと返信し、試作品が届いた。

流石に職人です。

私の想像以上の作品が届きました。

直ぐに、改良点を連絡して追加で3台作ってもらいました。
夢は、粋な、その道の達人に話せば、現実に成るんですね。

完成して送られて来た、改良版のBGMキットを手にして、興奮して星さんに電話しました。

思い通りの最高の作品です、ありがとうございました。

そして、今回、大内宿の茅葺き民家「米屋」の内部に埋め込んでみた。

昼夜切替人感センサー、童謡など16曲選曲式でボリューム付きで、
満足の出来と成った。

夢は、話すことで現実化するんですね。
但し、話す相手を選ばないと、何時まで経っても前に進まない。

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