掌蹠膿疱症「しょうせきのうほうしょう」

私の会社の同僚と言うか?どちらかと言うと身内同様のお付き合いをしている浜のチョーさんが居る。日頃から家族ぐるみでお付き合いを頂き、可愛い娘さん3人と奥様に囲まれハーレム状態の家族構成だ。 数年前、自宅近くのキャンプ場でバーベキューをした時、私は気にも留めなかったのだが、カミサンが、チョーさんの奥さん手の皮が剥けていて痛々しかったよ?と話していたのだが、その時は、ううぅ~ん?そう~?状態だった。本人は気にしていないはずはないのだが、こんな時には男は無神経で、まるで使い物に成らない。

ウォーキングがご縁で夏場は毎朝お逢いする叔母さんが居る。何度か御一緒する内に、家族の事や身の回りのことについて話す様になる。私の年齢を聞いて、姪子さんの名前を言って、同級生位かね?その方は私の一つ先輩で、学生の頃、凄~く憧れてました~!何て話をしていると、ここ数年、奈美悦子さんと同じ病気になり、秋田県由利本荘市の病院に通って居るとの事なのだが、姪は酒や煙草を控えないから、中々病状は一進一退だと話してくれた。 ヘェ~!どんな病気なんですか?何とか膿疱症って言ってたけど・・それで、どんな症状なんですか?と聞いたら、手の平と足の裏が膿み、潰れると皮がめくれ、痛みもある様だけどね?奈美悦子さんは、寝返りも打てない位の状態になってから、由利本荘市の病院に行った様で、姪子はそんなに酷い状態に成らない時点で、奈美さんがテレビで話していた症状にピッタリだったので、すぐに予約をして病院に行ったので、良かったと話していた。 もしかして?浜のチョーさんの奥さんも同じ病気かも?直ぐにチョーさんに連絡を取り、ネットで奈美悦子さんで検索すれば、症状など解るから読んでみると良いよ。と薦めた。

後日、チョーさんと話したら、症状がピッタリだと話していた。このままでは、症状は悪化しても好転はしないので、横浜からは、かなりの距離だが、その道の権威が由利本荘市に居るんだから、診察して貰う事を薦めたのである。病院に電話をして診察を依頼したら、半年から1年待ちと言われたらしいが、ウォーキングの時、叔母さんに聞いたら、そう!姪子も半年から1年と言われたけど、そんなに掛からないで診察して貰った様だよ。 年に一度、秋田に行って診察して貰い、薬は毎月送って貰い、その時に現在の状態をお話しすると言っていたので、そのまま、チョーさんに伝えた。 今まで酵素等も薦めたが、家の○○の病気〔湿疹〕が治ったら、凄いことですよ!なんて話していたのを思い出した。

毎月、横浜から秋田では正直、出費も大変だが年に一度位なら、何とか成るだろう?実弟の様に付き合ってきた、チョーさんだから、泊まりのホテル代位は俺が持つよ!とメールした。さすがに大丈夫ですよ!と返信のメールがきた。2007年の12月の初めだったか?由利本荘市の病院から連絡は無いの?ファクスが来る事に成っているんだけど・・・?奥さんは、交通費等の出費の事も考えたのだろうか?そんな遠くの病院まで行かないと、かなり抵抗したらしいが、実のお母さんとチョーさんの説得で半ば了解したような話だった。 しかし、早い方が病気の進行も止められるし、直る病気なんだから、早く連絡が来ると良いな~!連絡が来ているのを隠して居るんと違うかな?えェ!それは無いと思いますよ?この話は夢想庵さんが心配してくれて、スタートした事は○○も充分承知していますから、それは無いと思いますとチョーさんはさすがに言い切った。

それから暫くたった年末にチョーさんからメールで診察日が決まりました。2008年1月7日に診察して貰う事になったと。早速、返信して良かったな~!心配していたよ!これで奥さんの病気も快方に向かう段取りが出来た。浜のチョーさん夫婦も結婚して、3人の子供さんに恵まれ、結婚以来、夫婦二人で出掛けるのも初めてだろう? 自分も初めて女房と散策に出た時には変に照れくさかったよとメールした。久し振りに夫婦の会話を楽しんで下さい。奥さんの病気のお陰で、夫婦の時間が持てると考えて下さいとメールをした。 8日にメールしてどうだった?と聞いたら、奈美悦子さんと同じ病名でした。との返事だった。詳細については、新潟の工場で会った時にでも話しましょうと返事した。 一日も早い全快を願うばかりだ。

掌蹠膿疱症といって、読みは「しょうせきのうほうしょう」と言います。この病気になり、病院を転々とした方達が多いと言います。皮膚科の間では、難病と言われ、当初ビタミン剤と、スチブロンと言う塗り薬だけのようです。どの病院でも病名は解るのですが、治療薬がなく諦めている方達も多いようです。(手の平と足の裏が膿み、潰れると皮がめくれ、痛み・・・)食べてはいけない物に、ヨーグルト、キムチ、発酵食品、ビフィズス菌、煙草、刺激物、整腸剤等色々・・・。があるようです。 ストレス社会の現代人には、色々な病気がつきまとう。散歩での叔母さんとの会話から、大切な友人の奥さんの病気が解っただけでも、人との係わりは大切だな~!と痛感した次第です。
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