夢想庵危機一髪!!

ウォーキングの相棒、迷犬SUNが我が家に来て4年が過ぎた。バブルのツケは成人病予備軍と言う形でわが身を蝕んでいた。 高血圧、糖尿病、脂肪肝、、どの数値を見ても予備軍の数値を超えていた。血圧の薬は飲んでいたが、医者からは、診察に行くたびに、酒、煙草をひかえ、ウォーキングの様な軽い運動をするように薦められていたのだが愛犬が来てくれたお陰で、朝の、かる~いウォーキングが始まった。

はじめは、自宅周辺を1,2キロを散歩する程度だったが、少しづつ歩く距離を伸ばしていった。早朝ウォークだが毎日出会う顔ぶれは同じ様なもの、自然に会話や挨拶をするようになり、色々な情報も貰える様になる。数日なじみの顔に会えないと心配になることさえある。

ここ数年は歩行時間も飛躍的に増え、早朝のウォーキングでは90分~100分、毎日2万歩近くは歩き、土日は3万歩位歩くようにしているが、幸い、膝や足などの故障もなく快調である。ここ数ヶ月は両腕に1キロのウエイトを着けて歩いている。

煙草は3年前に辞め、酒を少しだけ控え、今年の健康診断では自分の目を疑う様な結果が出たのである。 血圧正常、肝機能はγが少し高め、糖尿のヘモグロビンA1Cにいたっては、前年の9.6から4.8に下がっていた。今では血圧の薬も飲んでいないし、糖尿の薬も飲んでいない。

しかし、現在の状態を維持するには、毎朝のウォーキングを欠かす訳にはいかないのである。仕事柄、出張が多いので、仕事先のホテルからも朝のウォーキングをするのが日常茶飯事だ。 週末は自宅周辺を3万歩を目標に愛犬とウォーキングし、週に一度は新潟の信濃川沿いの、「やすらぎ堤」を歩き、山形県新庄市では「最上公園」周辺を歩き、宮城県古川市では「化女沼」周辺の遊歩道、今回は「弘前公園」周辺の早朝ウォーキングで事件が起こった。弘前市は鞘師町、鍛冶町、百石町、五十石町などの地名が残る城下町で公園周辺の住宅地は細い道が多い。

2007,11,27弘前ホテルニューキャッスルを早朝4時20分出発、和徳町方面に歩き、途中から左折、国道7号線を北上し、堅田の次の信号を六花酒造方面に左折、西目屋方面に向かい弘前公園方面に左折、住宅地を通り藤田記念庭園に向かう坂道手前の交差点、信号は青、見通しの悪い横断歩道を渡っていると、交差点を白い車が右折して来た。ワーッ!目の前が白くなった。キィーッ!前のめりになり、車の数センチ手前で衝突を免れた。運良くボンネットに手を付く程度で難を免れた。車に跳ね飛ばされる瞬間を垣間見たように思う。 運転していたのは、22,3歳の若者だ。白いセリカ。青森55○11○○、車から引きずり出してやろうか?とも考えたが、こんな細い道でどうしてこんな乱暴な運転をするんだ!運転していた彼もかなりの動揺だったようだが、スミマセンの謝罪も無いし、車から出ようともしない。酒でも飲んでいたのだろか? 高齢者や子供なら完璧に人身事故に成っていただろう。そしてこの若者は、一言の謝罪も無く、その場を立ち去った。常識の欠如?こんな非常識な若者達がこれからの日本を支えていくのだろうか? 九州でも酒酔い運転の公務員の運転する車が追突、3人の、かけがえの無い子供達が犠牲になった事故があったが、人を跳ね飛ばしそうになって謝罪もしないで立ち去ってしまったのだから、酒でも飲んでいたのだろうと勘ぐられてもしょうがない?のでは無いだろうか?

早朝や夜のウォーキングは自分だけが幾ら注意しても駄目なんだな~!とつくづく感じた次第です。早朝ウォーキングでの悲惨な事故も報告されているが、現役世代としては、どうしても休日を除けば朝夕のウォーキング以外は歩く事は出来ない。一つ間違えば健康ウォーキングが危険ウォーキングに成りかねない。前後左右の気を配り充分注意してこれからも、楽しく歩きたいと思っている。

最近は毎日歩いた歩数を記録して中山道や東海道などをシュミレーションしながら楽しく歩いて目標をたてたり、掲示板で書き込みをしたり、皆さんの記録を覗いて、どうしたら?こんなに歩けるんだろう?と驚嘆したりして楽しんでいる。 無謀な夢想庵、532キロの中山道を歩いているが、14日で29万7526歩、距離にして192キロ地点、完歩には、まだ先が長い。
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