夢想庵行方不明?!

今となっては笑い話だが、少し前に起きた我が家の珍事件?について書いてみよう。

宮城県古川市(現大崎市)で納車があり、ディラーさんに入ったが、お客さんが納車前にメッキ部品を発注したらしく取り付けやらで、午後一番の納車予定が夕方の納車となった。その日は帰りが遅くなっても帰宅予定だったが、夕方の納車も終わり、挨拶をして帰ろうとすると、納車祝いをするので夢想庵さん、泊まっていけばと言う話になり急遽、女房に明日の夕方帰るとメールをして、行き着けのホテル?を予約したつもりだった。 市内の飲食店で午後8時頃から関係者の方達ととの楽しい宴が始まった。お酒の席でも50歳を過ぎると何かと健康の話題が多くなる。

一関在住の千田さんと言う弁護士さんの高血圧、糖尿病、インスリン注射、人工透析からの脱却の話や千田さんの書かれた本(高血圧、糖尿病が治った)をプレゼントしても貰い、お礼に自家製の秋刀魚の開きを送るとの約束で午後11時解散となった。

歩くのが趣味なので、ホテルまで15分の道のりを歩いて戻り、ホテルの部屋に。

ここから事件が始まる。

会社の携帯は午後7時過ぎに電源を切った。個人の携帯はホテルのテーブルの上に置きっ放し。上機嫌に部屋に戻り何げ無く自分の携帯を看ると女房の携帯や会社の同僚、娘からの着信暦が17件連発?ど、どうした?身内に不幸でも有ったのかな?自宅に電話を入れると女房が、お父さんどうしたの??午後10時半にホテルから電話があって、御主人様が未だにチェックインしていないんですけど・・・どうしたんでしょうか?と女房は、同僚に電話をしたり、私のホテルに置きっぱなしの携帯に頻繁に電話をしていたらしい。

ん?俺、ちゃんとホテルにチェックインしてるよ?そこで老眼鏡をかけ携帯の予約の確認メールを見たら、今、私が居るホテルは、セレクトイン古川?老眼の目で予約したのは、エクセルイン古川だった事が判明した!!私の勘違い予約だったのである。 直ぐにエクセルイン古川に電話をして事情を話し、明朝、キャンセル料を支払いに行きますと電話をした。相手方も事情を汲み取ってくれて、キャンセル料は要りませんと言ってくれた。しかし予約もしていないのに、どうしてセレクトイン古川に泊まれたんだろうか?

チェックインの時も何時もと同じ。このホテルは10年来使っているが、最近ホテルの名前を変更しリニューアルオープンした。フロントの方達は昔のままだ。「夢想庵さん帰りなさい!何時ものインターネットの使える部屋ですね。宜しく!」 後に成って考えると、これが間違いの元だったのである。常連ゆえにチェックインの記入もしない。予約は楽天トラベルで少し前してるので・・・ハイ朝食込み ○○○円です。と言われてチェックインしたものだから、よそのホテルをま違えて予約しているとは夢にも思わなかった。常連ゆえに、予約なしでも泊まれた事になる。先入観とは恐ろしいものだ。同僚に事情を説明し、お騒がせした事をお詫びして眠りに着いた。

どうして間違えたのだろうか?ホテルのチェックインの時に、今日は予約いただいては居ませんが、お部屋は用意出来ますよ。と言ってくれたら、携帯のメールを確認して間違いに気づいたのだが、常連と言う先入観はそれをさせなかった。

ここ数年女房は必ず泊まる地域を連絡するようにしつこく念を押す。どうして?若い時は何処に泊まろうが何泊しようが、何も言わなかったのが、ここ数年は体調の事もあり、出張時、宿泊地を必ず連絡をする様に念を押される。忘れていると、催促のメールが来る。 女房曰く、中年親父が仕事先で具合が悪くなった時、亭主の行き先も知らない訳にはいかないそうである。これからは、泊まるホテルまで確認されそうである。自身は何も疚しいことはしていないが、次の日、自宅に帰るのが何となく気が引けた。娘には、お母さん凄く心配してたよと諭された。

近くに住む、息子はノー天気で寝ていたそうである? そんな訳で、危うく捜索願を出される所だった(笑)先入観や勘違いは怖いね~!次回、古川に泊まる時は、必ず泊まりますよ、エクセルイン古川に?お騒がせしました。
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